高速道路の警備員は、車線規制の現場で走行中のドライバーや工事作業員の安全を守る仕事です。夜間に行われる工事も多く、一般道の交通誘導より高い日給が設定されている求人もあります。
この記事では、高速道路で働く警備員の具体的な仕事内容や、この仕事ならではの魅力と大変なところ、収入の目安についてわかりやすく解説します。
高速道路で働く警備員は、警備業法で定められた「2号警備業務」に該当する交通誘導警備を担当します。
主な役割は、高速道路の車線規制区間や工事エリアで、走行中の車両と作業員の安全を守ることです。一般道よりも車両の速度が速いため、周囲の状況を常に確認しながら、ドライバーから見やすい大きな動作で合図を出すことが求められます。
また、高速道路の交通誘導では、発注者の仕様などにより「交通誘導警備業務2級」などの有資格者が配置される現場があります。資格を持っていると応募できる求人の幅が広がり、資格手当などによって収入面でも有利になる場合があります。未経験から始める場合は、一般道の交通誘導で経験を積みながら、資格取得を目指す方法もあります。
工事や補修作業を行う区間では、走行車線と作業エリアを分けるための交通規制を設置します。コーンや矢板などを配置し、走行車両を安全な車線へ誘導するのが警備員の役割です。規制区間の入り口では、遠くからでも確認できるように誘導灯などを使い、ドライバーに車線変更を促します。
夜間や雨天時は視認性が低下するため、LED誘導灯や反射材付きの装備などを使用し、安全を確保します。
工事車両や重機が本線に出入りする際には、周囲の交通状況を確認しながら合図を出し、安全に車両を誘導します。大型車両は死角が多いため、周囲の状況を把握しながら慎重に誘導することが重要です。無線機などを使って作業員や現場責任者と連携しながら業務を進めることもあります。
規制区間内やその周辺で事故や故障車が発生した場合は、後続車に注意を促し、二次事故を防ぐための対応を行います。現場の状況に応じて関係者へ連絡したり、警察や道路管理者などへの連絡につなげたりすることもあります。緊急時にも落ち着いて状況を判断する力が求められる場面です。
高速道路の工事では、交通量の少ない夜間や深夜に作業が行われるケースがあります。車線規制の状態やコーンのズレ、照明の点灯状況などを確認し、規制区間の安全を維持するのも仕事の一つです。
高速道路警備の魅力の一つは、一般道の交通誘導より高めの日給が設定されていることです。夜間の勤務では深夜割増賃金も加わるため、勤務時間や求人条件によっては効率よく収入を得られます。
また、高速道路の工事は一般道と比べて歩行者の通行が少ないため、車両の誘導や規制エリアの安全管理に集中しやすいのも特徴です。人とのやり取りよりも、決められた手順に沿って黙々と仕事に取り組みたい方にも向いています。
未経験から応募できる求人もあり、入社後に法定研修などを受けてから現場に入るのが基本です。働きながら経験を積み、交通誘導警備業務2級などの資格取得を目指すことで、担当できる現場や仕事の幅を広げられます。
高速道路の現場では、規制帯のすぐ近くを大型トラックなどが高速で通過します。常に周囲の車両や規制状況を確認し、気を抜かずに業務を続ける必要があるのは、一般道の交通誘導とは大きく異なる点です。
慣れるまでは緊張感が続きやすいため、安全確認を徹底しながら落ち着いて行動することが重要です。
高速道路の工事では、交通量の少ない夜間や深夜に作業が行われることがあります。夜勤の求人を選ぶ場合は、日中にしっかり睡眠を取るなど、生活リズムを整えることが大切です。
夜勤専属なのか、日勤と夜勤の両方があるのかは会社や現場によって異なります。応募する際は勤務時間やシフトの組み方を確認し、自分の生活に無理のない働き方を選びましょう。
高速道路の警備員は、一般道の交通誘導より高めの日給が設定されている求人があります。求人によって差はありますが、日勤で10,000円〜、夜勤ではそれ以上の条件が提示されているケースもあります。
22時から翌5時までの勤務には、法律で定められた25%以上の深夜割増賃金が適用されます。さらに、資格手当や各種手当を設けている会社もあるため、勤務日数や時間帯、資格の有無によって収入は変わります。
そのため、短期間で集中的に働きたい方だけでなく、週1〜2日から副業として働きたい方、フルタイムで安定した収入を得たい方にも選択肢があります。具体的な日給や手当、日払い・週払いの可否は会社によって異なるため、求人情報で確認しておきましょう。