警備員の仕事には、雨で中止になる現場もあれば、雨が降っても全く関係ない現場があります。
中止か支障なしか、その判断材料となるのは警備そのものではなく、警備の対象となるものが雨天でも実行できるのか否かです。
例えば工事現場の場合、小雨であればそのまま作業をすることはありますが、本格的に雨が降ってくると現場自体が止まるため、警備の仕事もそのまま休みになります。
一方、商業施設やイベントの警備は、雨天でも決行されるケースも多く、そのまま警備を行う必要があります。
雨天中止となった場合のお給料は、状況によって異なります。
例えば、勤務前から大雨が降っており中止となった場合には、日給は支払われません。
しかし、作業開始後に中止となった場合には、きちんと支払われると考えてよいでしょう。
1日分の日給が支払われるのか、働いた時間までの給料になるのかは、警備会社によって様々です。
雨の中での警備となりますので、まずは体温の低下に気を付けなければなりません。
また、雨となれば晴天時よりも視界が狭くなりますし、傘をさした歩行者にとって死角となる部分も出てくるので、一人一人への配慮が大切です。
そのため、雨天時でも仕事が続行されるケースもあれば、雨天中止となるケースもありますので、仕事の前に雨天時はどうなるのかを問い合わせておくと良いでしょう。
天候に関わらずに稼いでいきたい場合や、雨の日はできるだけ働きたくないなど、自分の望む働き方によって、現場も選んでいけるのが警備員という仕事なのです。
当メディア「KBマガジン」では、全国に6,000名以上の警備員を抱える「サンエス警備保障株式会社」を取材。同社は警備員の待遇改善に注力しており、未経験者の日給を1万2000円に設定。これは業界で最も高い金額です(※)。
また応募者の90%以上は未経験者ということもあり、未経験でも安心して働ける環境が整っていると言えるでしょう。
※Google検索「警備会社」で10ページ目までに表示された、二号警備に対応している警備会社38社の中で日給が最も高い(2022年12月7日時点)。