飲食業もまた、常に立ち仕事でしょう。
さらに飲食業はお客への配慮も求められますし、常にフロアを移動する等、立っているだけではなく動きも求められるお仕事です。
そういった意味では、警備員と飲食業は似た職種とも言えます。
そのため飲食業経験者にとっては、警備員のお仕事はさほど大きな負担だとは感じないことでしょう。
コンビニやスーパー、小売店でのスタッフ、ホテルマンといったサービス業も飲食業同様、店内を移動しつつ、お客への配慮が求められる立ちっぱなしのお仕事。
上記のような仕事を経験していれば、警備員としての立ち仕事になれるのも時間の問題でしょう。
工場や倉庫も立ちっぱなしでの業務が中心です。作業を伴う仕事なので、職場によっては肉体的にも大変なシーンも多いでしょう。
その点、警備員の場合は重い荷物を持つことは基本的にありません。
工場や倉庫業務の経験者にとっては、「楽」に感じるかもしれません。
IT化が顕著な時代において、存在感が高まっているSE。いわゆる「IT人材」は貴重な人材ではありますが、SEから警備員に転職する方は多いです。
理由としては、一日中座りっぱなしかつ残業の連続で、心身共に疲弊させられてしまうことが多いのだとか。
SEから離職し、さらにはパソコンのモニターなどとは無縁で、かつ時間通りに仕事をこなすなど「自分のペースでの生活」を求めて警備員に転職するようです。
トラックドライバーもSE同様、一日座りっぱなしのお仕事で、時には長時間拘束されるお仕事です。
また、ただ座っているだけではなく運転しているので気を抜くことはできません。
このような、ある意味窮屈な環境を変えるべく、警備員に転職するトラックドライバーも多いのです。
警備員のお仕事は立ちっぱなしのお仕事になりますので、前職の環境によっては慣れるまで大変に感じることもあるでしょう。
しかし高齢者の方も多く活躍していることから考えるに、体力が必要という訳ではないのです。
立ったままの仕事は世の中に様々ある中でも、日勤だけで日給1万円以上を稼ぐことができる警備員という職業は、検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
当メディア「KBマガジン」では、全国に6,000名以上の警備員を抱える「サンエス警備保障株式会社」を取材。同社は警備員の待遇改善に注力しており、未経験者の日給を1万2000円に設定。これは業界で最も高い金額です(※)。
また応募者の90%以上は未経験者ということもあり、未経験でも安心して働ける環境が整っていると言えるでしょう。
※Google検索「警備会社」で10ページ目までに表示された、二号警備に対応している警備会社38社の中で日給が最も高い(2022年12月7日時点)。